MESSAGE私たちの想い
土壌・汚泥処理の
プロ集団として
社会の発展と
SDGsの促進に貢献
時代の変化に着目し土壌や汚泥の浄化・リサイクル事業をスタート
サンコーリサイクルは、土木事業を手がけていたグループ企業が保有する車両の稼働率向上を目的に、1993年に設立されました。当初は土木工事に伴う土砂など産廃の収集・運搬がメインでしたが、私たちは環境対策への関心の高まりや関連法規・規制の強化など時代の変化に着目し、汚染土壌や汚泥の浄化及びリサイクル事業に進出。認可申請など5年間の準備期間を経て2013年から本格的に事業をスタートしました。現在では高層ビル建設、トンネルのシールド工事など幅広い土木建設工事に伴う土壌や汚泥の収集・運搬、受入・保管、異物除去・分別、洗浄、排水処理、最終処分場への搬出まで一気通貫で手がけています。また、処理された土壌や汚泥の一部はセメント材料や土木資材としてリサイクルしています。
処理能力・立地などの強みを活かして多様なニーズに対応
私たちの強みは同一敷地内で複数のプラントを稼働させ、建設汚泥・汚染土壌・汚染汚泥を同時に受入・処理できることです。汚泥だけに限っても1500㎥/日の処理能力を有しています。こうした質・量の両面にわたって対応ができる施設は数が少ないため、拠点を置く愛知県はもとより、岐阜県、三重県、長野県など幅広いエリアのニーズに応えています。
また、陸送車両は各種用途別に幅広く取り揃え、愛知県では有数の保有台数を誇っています。これにより広域かつ機動的な収集・運搬体制を確立。さらに当社は伊勢湾岸自動車道、名古屋高速道路、名古屋第二環状自動車道の各インターからほど近い場所に立地しており陸路のアクセスは抜群です。さらに港湾にも近いことから海上輸送にも対応。このため近年は、東海エリアのみならず関東エリアから排出された土壌や汚泥を海路で受け入れるケースも増えています。
サステナブルな経営と地域社会の発展に向けたさまざまな取組み
環境事業に携わる企業として、私たちは工場壁面の緑化、太陽光パネルによる工場内の電力自給、車両や重機の燃料を環境負荷の少ないGTL(天然ガス由来の燃料)化するなど、さまざまな取組みを行っています。そして、こうした施策をベースに国際的な環境認証であるSBT認証を取得し、CO2削減に向けた具体的な目標を掲げています。
また、私たちは地域社会の一員としてCSR活動にも力を入れています。愛知県東海市との防災協定により工場の一部を津波一時避難ビルとして整備しており、災害時には200人以上が数日間過ごせるだけの食糧備蓄も行っています。このほか、名古屋市・東山動植物園の動物スポンサーとして飼育代を支援するなど、地域と一体となった経営に取り組んでいます。
事業のDX化や社員の働き方改革を推進することでSDGsを促進
当社では早くから事業の情報化に取組み、社員がプラントの稼働状況をスマホで確認できるシステムを導入。さらに、車両の運行状態をGPSによりリアルタイムで管理するなどビジネスの「見える化」を進めてきました。今後はさらにIoTの活用などDX化を進め、処理プロセスのオートメーション化やAIによる受入れから処理までの自動化を目指しています。こうした取組みは、単に事業の合理化や効率化を図るだけでなく、社員にゆとりある働き方や個々の能力を十分に発揮できる環境を提供することで、多様化する処理ニーズに的確なコンサルティングや提案をし、コンプライアンスに基づく高度で正確な処理を行う人材の育成を目的としています。そして今後もESG(環境・社会・ガバナンス)の視点を大切にした経営を実践することで、わが国のSDGs推進の一助として社会的責任を果たしていきたいと考えています。
COMPANY
PHILOSOPHY
企業理念
PHILOSOPHY
私たちの住む大地へ
生活環境から発生する汚染された土。企業活動から発生する汚れた土。そのまま還元できない廃棄物があります。
私たちの母なる海へ
生活環境から発生する汚染された水。企業活動から発生する汚れた水。そのまま排水できない水があります。
私たちは目指します。
人々が作り出した廃棄物を、私たちの水と大地への還元を。私たちの子供達の未来ために。
代表取締役 金田 琳