汚染土壌処理CONTAMINATED SOIL
確実にリサイクルする二段階の洗浄処理。
効率よりも効果を最優先して汚染土壌を無害化します。
汚染土壌の浄化は分別処理と洗浄処理の二段階で処理します。特に重金属や揮発性有害物質を含んだ汚染土壌を確実に浄化するのは化学の力。摩砕洗浄による土粒子間摩擦の熱や薬品による化学反応で、複合的な汚染物質を土から剥離させます。洗浄処理は一度に処理できる量が少なく非効率な土壌もありますが、より確実にリサイクルを行うために欠かせない処理技術です。土や水の無害化への強い意識を持ち、決められた公の基準値を大きく下回ることを目指し、効率よりも効果を最優先しています。
KEY ASPECTS
OF THE PROCESS
処理の注目ポイント
OF THE PROCESS
愛知県内初採用の
摩砕(まさい)洗浄処理
摩砕(まさい)洗浄処理
ハリケーンでの摩砕洗浄効果により土粒子間摩擦が発生し、土壌中の有害物質を洗浄・抽出。クリーンな土壌・水へと浄化します。
業界では有数の
高度な水処理設備
高度な水処理設備
複合汚染にも対応している水処理設備を完備。
リサイクル製品と汚染土壌
取り扱い動線の完全二分化
取り扱い動線の完全二分化
取り扱い導線を完全に二分化することによって、製品への汚染土壌混入を防ぎます。
2種類の処理設備による
処理の効率化を実現
処理の効率化を実現
洗浄処理による汚染物質の濃縮、分別処理による異物の除去。2種類の処理設備にて汚染土壌を無害化します。
RECYCLE
PROCESS
処理フロー
PROCESS
分別処理フロー
- TRANSPORT受入計量証明を取得している計量器にて荷物の重さを量り、指定の処理施設まで輸送します。
- STOCK保管最大容量3,000tの保管庫を完備しており、保管、管理を行います。
- REMOVAL異物除去土壌に含まれる人工物(ガラ)や自然物(レキ)などの異物を取り除きます。
- TRANSFER OUT搬出ふるいにかけ、40mmを下回るものは汚染土壌として自社洗浄施設にて洗浄処理。もしくは外部に処理を委託します。
洗浄処理フロー
- SOILWASHER洗浄ハリケーンでの摩砕洗浄効果により、土壌中の有害物質を洗浄・抽出します。愛知県内初採用の処理方法です。
- CHEMICAL ADDITION薬品添加複合汚染に対応した反応槽にて薬品添加し特定の化合物へ化学変化させます。水分を多く含んだ汚染土壌にも対応できます。
- CONCENTRATED濃縮急速沈殿装置により、汚水を凝集剤にて濃縮し水と分離した後、ろ過、pHの中和を行い循環利用します。
- DEHYDRATION脱水汚染物質は濃縮した脱水ケーキの中に閉じ込め、セメント工場で再利用する他、最終処理分場へ搬出します。
FAQよくあるご質問
土壌汚染対策法の目的は何ですか?
土壌汚染対策法は、土壌の特定有害物質による汚染の状況の把握に関する措置及びその汚染による人の健康に係る被害の防止に関する措置を定めること等により、土壌汚染対策の実施を図り、国民の健康を保護することを目的としています。
法律に基づき土壌汚染調査が必要となるのはどのような場合ですか?
有害物質使用特定施設の使用の廃止時(第 3 条 1 項)
土壌汚染のおそれがある土地において 3000m2 以上の土地の形質変更が行われる場合(第 4 条 3 項)
(ただし有害物質使用特定施設の敷地では 900m2 以上となります。)
土壌の特定有害物質の汚染により健康被害が生ずるおそれがある土地だと都道府県知事等が認める場合(第 5 条 1 項)
土壌汚染のおそれがある土地において 3000m2 以上の土地の形質変更が行われる場合(第 4 条 3 項)
(ただし有害物質使用特定施設の敷地では 900m2 以上となります。)
土壌の特定有害物質の汚染により健康被害が生ずるおそれがある土地だと都道府県知事等が認める場合(第 5 条 1 項)
法律が規制する汚染物質は決まっていますか?
特定有害物質
第 1 種 揮発性有機化合物:12 種類
第 2 種 重金属:9種類
第 3 種 農薬:5種類
が法律により定められています。
第 1 種 揮発性有機化合物:12 種類
第 2 種 重金属:9種類
第 3 種 農薬:5種類
が法律により定められています。
土壌汚染調査の結果、土壌汚染が確認された場合はどうなるのですか?
特定有害物質が土壌溶出量基準や土壌含有量基準を超過していた場合、形質変更時要届出地域に指定されます。加えて、健康被害が想定される場合には、要措置地域に指定されます。
汚染土壌を処理する場合、産業廃棄物と同様に委託契約書を結ぶ必要がありますか?
委託契約書の締結は法では義務付けられておりません。しかしながら、搬出の届出書類に「汚染土壌を区域外へ搬出する者が、汚染土壌処理業者に委託したことを証明する書類」の添付が求められておりますので、委託契約書が必要になります。
汚染土壌の処理を委託する場合は「汚染土壌処理業」の許可が必要ですが、運搬する場合も許可が必要ですか?
汚染土壌の運搬に許可は必要ありません。ただし、汚染土壌の運搬を行ったものは、知事によ る立ち入り検査、報告徴収の対象となるため、処理業者と同様に適正に汚染土壌を取り扱わなければなりません。
汚染土壌を処理する事ができる汚染物質は何ですか?
当社で処理できる物質は水銀を除いた重金属類8種類となります。 物質は下記の通りです。 カ ドミウム及びその化合物、六価クロム化合物、シアン化合物、セレン及びその化合物、鉛及びそ の化合物、砒素及びその化合物、ふっ素及びその化合物、ほう素及びその化合物。 溶出量及び 含有量で基準値を超過した土壌を処理できますので、詳しくは営業担当までご連絡ください。
汚染土壌管理票の返還日数に期限はありますか?
汚染土壌管理票も建設廃棄物マニフェストと同様管理票返送の日数があります。
運搬に関しては搬出日から30日以内に運搬終了、運搬終了後10日以内に管理票返送。
処理に関しては搬入日から60日以内に処理終了、処理終了後10日以内に管理票返送。
運搬に関しては搬出日から30日以内に運搬終了、運搬終了後10日以内に管理票返送。
処理に関しては搬入日から60日以内に処理終了、処理終了後10日以内に管理票返送。